活発な地域福祉活動と「まるごと」相談を組み合わせた総合的な支援体制
住民の困りごとなどの早期発見・早期対応をさらに進めていくために、活動拠点の整備、相談体制・支えあいのしくみを身近な地域の中で充実させていこうというものです。
- 市内30地区それぞれと協力して、住民に身近な地域での居場所・活動拠点をつくり、住民からの困りごとに対応する相談体制の整備を目指します。
- 市社協の福祉まるごと相談員や生活支援コーディネーターが連携・協働し地域での取り組みをサポートします。
- 生活困窮、高齢、障がい分野などの複数事業を受託する市社協内の総合相談体制を整備し、市・社協・関係機関が連携した総合的な支援体制を進めます。
住民に身近な地域での取り組み
居場所・活動拠点設置
誰でも気軽に立ち寄れる、集える居場所。身近なところで何でも相談。地域で解決。
サロン活動
サロン活動が始まり20年。今ではお茶飲みにとどまらず、地域の情報や困りごともキャッチ。
百歳体操
民生委員児童委員や福祉協力員による見守り・訪問活動
地域福祉推進会議
地域の課題をみんなで共有。
我が事として捉え、解決に向けてどんなことができるか協議。
三者懇談会
見守りや支援が必要な世帯の状況を把握し、日常的な支援や緊急時の体制について話し合い。早期発見 対応へ。
「街灯が消えたから交換してけろ…」
「あそこの道は小学生が歩くのはちょっと心配だな」
担い手育成
地域のためになにかやってみたい人のためのボランティア講座
ゴミ出し支援や除雪支援などちょっとした支えあいで安心して生活
若者の地域貢献活動
若者も地域のために役立ちたい!!
買い物・外出支援
社会福祉法人の地域貢献活動と協力して高齢者などの買い物や外出のお手伝い
中高生ボランティア
「おとなりのおばあちゃん、足が悪いからお手伝い」
こども食堂
地域の福祉関係事業所等の連絡会
地域の事務所も一丸となって活動
生活支援コーディネーター
日常生活圏域を14名で担当。
①地域の困りごと、②今ある支えあい活動、③人材を把握し、地域の方々と一緒に支援体制をつくります。
地域の中の「困ったなあ」と「やってみてもいいなあ」をつなぎます。
市全体としての取り組み
さまざまな縦割りの制度をまるごとへ
- 市
- 雇用・就労関係
- 教育関係
- 生活保護
- 環境関係
- 障がい関係
- 児童関係
- 高齢関係
- 権利擁護関係
- 住まい関係
- 保健関係
- 司法関係
- 警察
- 児童相談所
- 医師会
福祉まるごと相談員
福祉まるごと相談員
市社協に5名配置。
複合的な課題・「制度のはざま」の課題に対応。
様々な制度や社会資源を活用し、また、制度と制度をつなぐ役割。
1名は市役所にも席を構えています。
福祉まるごと相談窓口
市社協内にある複数事業(高齢・障がい・生活困窮)の窓口を1つにし、総合相談体制の推進。